技術職や化学職といった「専門職」を志望されている方は、その専門性はあくまで「行政職」の職員と比較してのことだと思ってください。企業や大学の研究員のような高度の専門性は求められていません。行政職よりは多少専門知識を持っていてほしい立場にありますが、基本の仕事や求められる人物像は行政事務職と同じです。組織としての規律を保ち、どのように上司・同僚・部下、事業者、国民・住民とコミュニケーションを取っていくことができるかを面接で問われます。逆に言うと、専門職という名前に引っ張られ、公務員としての側面を理解していないと苦しい面接になります。ご自身が学んできた専門性をどのように組織の中で生かしていくかを考え、面接に臨んでください。